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左岸・右岸 [Book]

江國さんの左岸、辻さんの右岸。

冷静と情熱の間のコンビ。初読みなので、どうやって読もうかと考えました。音読みでは「左右」、訓読みでは「右左」。

で、左右の順に読むことに。江國さんの本が読み慣れているせいもあったのが、本当の理由かと。左岸の上巻途中くらいまでは、ちょっと退屈な感じがしました。一人の女性の生涯を書いているので、感情移入ができないと辛いです。で、徐々に移入し、下巻では移入完了。

次に右岸を読んだのですが、こちらは男性の生涯で。個人的には読むに従って引き込まれていきました。右岸のほうが面白かったと感じるのは、左右の順に読んだからだと思います。結構長編なので、すぐに右左で読む気にはなりませんが、しばらくしてから、再読する際には右左の順で読んでみよう。

左岸 上 (集英社文庫)

左岸 上 (集英社文庫)

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 文庫



左岸 下 (集英社文庫)

左岸 下 (集英社文庫)

  • 作者: 江國 香織
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 文庫



右岸 上 (集英社文庫)

右岸 上 (集英社文庫)

  • 作者: 辻 仁成
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 文庫



右岸 下 (集英社文庫)

右岸 下 (集英社文庫)

  • 作者: 辻 仁成
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/02/17
  • メディア: 文庫


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