左岸・右岸 [Book]
江國さんの左岸、辻さんの右岸。
冷静と情熱の間のコンビ。初読みなので、どうやって読もうかと考えました。音読みでは「左右」、訓読みでは「右左」。
で、左右の順に読むことに。江國さんの本が読み慣れているせいもあったのが、本当の理由かと。左岸の上巻途中くらいまでは、ちょっと退屈な感じがしました。一人の女性の生涯を書いているので、感情移入ができないと辛いです。で、徐々に移入し、下巻では移入完了。
次に右岸を読んだのですが、こちらは男性の生涯で。個人的には読むに従って引き込まれていきました。右岸のほうが面白かったと感じるのは、左右の順に読んだからだと思います。結構長編なので、すぐに右左で読む気にはなりませんが、しばらくしてから、再読する際には右左の順で読んでみよう。
2012-10-28 17:02
nice!(17)
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