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13階段 [Book]

たぶん、今ミステリーで旬な作家の1人である高野和明。ジェノサイドがまだ文庫化されていないので、デビュー作となった本書から手にとってみました。無実の死刑囚を救い出す、という斬新とは言えないテーマ。ただし、テンポがとてもよく逆転につぐ逆転と、映画的なストーリ。

デビュー作で江戸川乱歩賞?本当にデビュー作なのかと経歴みたら、脚本家を10年されていたそうで、納得。2001年の作品を2011年に再文庫化とともに、10年後のあとがきと題して巻末に執筆されています。ご自身が小説を書くときのキモのようなことを堂々と披露されているのにびっくりです。

読んでいる途中で、確かこの本5年位前に読んでいる!!と気づいたのですが、ストーリは全く覚えていませんでした。刑務所で死刑になっていく囚人や執行のしくみ等のくだりで、以前間違いなく読んだことを思い出し、その描写が印象的だったのでしょう。

ということで、記憶には残っていませんでしが、一気読みできるとても面白い小説です。2003年に映画化されていたようです。



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